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最終更新: 2026-08-01

カーリースの走行距離超過はいくら?3社の実額と超過料金早見表

カーリースの走行距離超過料金は「1kmあたり5〜10円が相場」と説明されがちですが、実額は会社と車種で倍以上違います。KINTOはトヨタ車11円・レクサス/SUBARU/トヨタEVは22円、定額カルモくんとオリックスは8円(いずれも1kmあたり)。一方で距離の数え方は**「月ごと」ではなく契約期間の通算**なので、旅行で単月だけ超えても精算対象にはなりません。この記事では3社の公式規定(2026年8月1日取得)の実額と、超過距離別の早見表で「結局いくら払うのか」を示します。

結論:超過料金の早見表

超過した距離に単価を掛けるだけです。自分の契約の単価を確認して、該当する行を見てください。

超過距離8円/km(カルモ・オリックス)11円/km(KINTOトヨタ車)22円/km(KINTOレクサス等)
500km4,000円5,500円11,000円
1,000km8,000円11,000円22,000円
3,000km24,000円33,000円66,000円
5,000km40,000円55,000円110,000円
10,000km80,000円110,000円220,000円

※各社公式に記載の単価に超過距離を掛けた編集部の試算です。税込と明記されているのはKINTOのみで、カルモくん・オリックスの8円/kmは公式ページに税の表記がありません。実際の請求は返却時の査定・原状回復費用と合わせて精算されます。

3社の走行距離制限と超過料金(2026年8月1日時点)

距離の上限超過料金精算のタイミング
KINTO月1,500km×利用月数(年18,000km換算)トヨタ車(EV除く)11円/km、トヨタEV・レクサス・SUBARU 22円/km契約終了時
定額カルモくん月間平均1,500km(新車は7年以上契約で全車、中古車は全車無条件で無制限)8円/km公式ページに明記なし
オリックス(いまのり)月2,000km×経過月数8円/km中途解約・返却時のみ(満了返却は精算なし)

この表から読み取れる重要な違いが3つあります。

①同じ「超過」でも金額が最大2.75倍違う

10,000km超過した場合、カルモくん・オリックスなら8万円ですが、KINTOのレクサス車では22万円です。車種によって単価が変わるのはKINTOの特徴で、レクサス・SUBARU・トヨタEVは22円/kmと高く設定されています。契約前に自分の車がどの区分かを必ず確認してください。

②オリックスは「満了まで乗れば距離精算なし」

オリックスのいまのりシリーズは、契約満了後に返却する場合は走行距離の精算を行いません。距離の精算が発生するのは、乗り換えなどで契約満了前に解約・返却する場合だけです。長く乗る前提なら距離を気にしなくてよい設計で、これは他社にはない大きな違いです(中途解約の条件は「カーリースの途中解約はいくら?実際の違約金体系を3社の規約で比較」で解説しています)。

③カルモくんは7年以上の契約なら距離無制限

定額カルモくんは通常プランで月間平均1,500kmが上限ですが、新車リースは7年以上の契約なら全車、中古車リースは全車無条件で走行距離が無制限になります。公式は「7年以上の契約なら、どのような車種やプランを選んでも適用される」と説明しており、長距離を走る人ほど長期契約が有利になる構造です。

重要:距離は「月ごと」ではなく通算で見る

「今月1,800km走ってしまった」と焦る必要はありません。KINTOもカルモくんも、上限は契約期間全体の通算で判定されます。

KINTOは基準走行距離を「1,500km×ご利用月数」と定義しており、返却時点の総走行距離がその累計を超えていなければ精算は発生しません。カルモくんも同様に、月単位の超過ではなく契約期間全体のトータルで計算されます。

つまり3年契約なら54,000km(1,500km×36ヶ月)が総枠で、夏休みに3,000km走った月があっても、他の月が控えめなら問題ありません。

KINTOの契約期間別・基準走行距離

契約期間基準走行距離
36ヶ月(3年)54,000km
60ヶ月(5年)90,000km
84ヶ月(7年)126,000km

KINTO公式の精算例では、24ヶ月目で中途解約または乗り換えをしたプリウスで走行距離40,000kmだった場合、基準36,000kmとの差4,000kmに11円/kmを掛けて44,000円の超過精算金となります。

自分は超過するのか?使い方別の目安

定額カルモくんの解説では、一般的なカーライフで必要な走行距離の目安を次のように示しています。

使い方月間の目安
買い物程度約300km
通勤・通学約900km
週末の遠出約1,000km
土日のみ利用年間5,000km以内

月1,500kmという上限は、毎日50km(往復)走り続けてようやく届く水準です(1,500km÷30日)。通勤で使っても月900km程度なら、月1,500km(=年18,000km)の枠には収まります。日常使いで超過する人は多数派ではありませんが、次に当てはまるなら要注意です。

該当する場合は、契約前に距離上限の大きいプラン(オリックスいまのりシリーズの月2,000km)や、無制限になる長期契約(カルモくん新車7年以上)を選ぶのが、超過料金を払うより確実です。

超過しそうなときの対処

  1. まず総走行距離を数える — 「月×1,500km」の累計と、いまのオドメーターの値を比べる。残り期間で走れる距離が計算できます
  2. 契約内容を確認する — 自分の契約の単価(8円か11円か22円か)と、満了返却で精算があるかどうかで、対応の緊急度が変わります
  3. 超過が確実なら金額を試算して備える — 早見表のとおり、1,000km程度の超過なら8,000〜22,000円です。返却時に一括請求されるため、原状回復費用と合わせて見込んでおきます
  4. 途中で乗り換えない — オリックスのように「中途返却時だけ距離精算がある」契約では、乗り換えると距離精算と解約金の両方が発生します

よくある質問

Q. 走行距離を超過すると契約違反になりますか?

A. 各社の公式ページは超過時の扱いを「超過分の精算」としてのみ説明しており、契約解除などのペナルティには触れていません。ただし契約違反にあたるかどうかは個別のリース契約書の定めによるため、気になる場合は契約書の条項を確認してください。

Q. 月の上限を1回超えたら、その月ごとに請求されますか?

A. されません。KINTO・カルモくんとも、判定は契約期間全体の通算です。3年契約なら「1,500km×36ヶ月」の総枠と、返却時の総走行距離を比べます。

Q. 走行距離が上限より少なかった場合、返金されますか?

A. 返金される仕組みは各社の公式情報では確認できませんでした。上限はあくまで「これを超えたら精算する」ラインです。

Q. 契約途中で距離の上限を増やせますか?

A. 会社・プランによります。上限の変更ができるかは契約中のリース会社に直接確認してください。契約前であれば、上限の大きいプランや長期契約を選ぶことで対応できます。

出典