最終更新: 2026-09-15 ・ 約9分で読めます ・ クルマ生活 編集部

この記事の要点

  • ドライブレコーダーの取り付け工賃は、前方のみ(シガーソケット)なら3,500円〜、前後2カメラなら16,500円〜(いずれもオートバックス店舗購入時・2026年9月時点)
  • 持ち込み取り付けは店舗購入時より1.2〜1.8倍割高になる傾向があり、前後2カメラの持ち込みは20,000〜30,000円が目安
  • ディーラーは本体込みで50,000〜80,000円と最も高額で、整備工場は持ち込みでも13,000〜18,000円と抑えやすい
  • 輸入車・一部特殊車両は取り付けを断られるケースがあるため、事前に店舗確認が必要

取り付け工賃はタイプと購入形態で3,500円〜30,000円の幅がある

2026年9月時点でオートバックス公式が公表している工賃は、取り付けタイプと購入形態によって大きく異なります。以下の表で自分の条件を確認してください。

取り付けタイプ別・購入形態別の工賃一覧(2026年9月時点・オートバックス公式)

取り付けタイプ店舗購入時の工賃持ち込み時の工賃所要時間
一体型(シガーソケット接続)3,500円〜5,000〜8,000円30分前後
一体型(電源配線接続)4,400円〜9,000〜18,000円30分〜1時間
前後2カメラ型(配線処理)16,500円〜20,000〜30,000円1時間〜1時間半
ルームミラー型5,500円〜5,000〜8,000円30分〜1時間

出典: オートバックス公式(2026年9月時点)。機種・取り付け方法・車種により異なる場合があります。

シガーソケット接続は本体付属のコードをシガーソケットに差し込むだけで完了する最もシンプルな方法です。配線が露出するため見た目はすっきりしませんが、工賃・所要時間ともに最も安く抑えられます。

電源配線接続はヒューズボックスからACC電源を取り出す方式で、配線を内装に隠してすっきり仕上がります。駐車監視機能を使う場合は常時電源も必要になるため、この方式が選ばれます。シガーソケット接続より工賃が上がる分、仕上がりの品質も高くなります。

前後2カメラ型は後方カメラの配線をフロントまで引き回す作業が加わるため、工賃・所要時間ともに大きく上がります。あおり運転対策や事故の証拠保全として需要が高まっているタイプです。

持ち込み工賃が店舗購入より1.2〜1.8倍割高になる理由

持ち込み取り付けが割高になる最大の理由は、商品の動作保証と責任の所在にあります。

店舗購入の場合、販売した商品を自社で取り付けるため、商品不良・取り付け不良の一元管理が可能です。一方、持ち込み品は商品の品質を店舗側が保証できないため、取り付け後の不具合対応の範囲が限定され、その分のリスクプレミアムが工賃に上乗せされます。

オートバックス公式の工賃を比較すると、前後2カメラ型の場合、店舗購入時16,500円〜に対して持ち込みは20,000〜30,000円となっており、約1.2〜1.8倍の差があります(編集部算出: 20,000÷16,500≒1.2倍、30,000÷16,500≒1.8倍)。

持ち込みが選択肢になる主なケース:

  • ネット通販や家電量販店で安く購入した本体がある場合
  • 特定のメーカー・機種にこだわりがある場合
  • すでに別の店舗で購入済みの場合

持ち込みを検討する際は、本体の購入価格差と工賃差額を必ず総額で比較してください。本体を安く買えた金額が工賃の割増分で消えるケースが少なくありません。

依頼先別の費用感:ディーラー・整備工場・カー用品店を比較する

依頼先によって費用は大きく異なります。以下は一般的な相場の目安です(2026年9月時点)。

依頼先費用の目安特徴
ディーラー50,000〜80,000円(本体込み)純正・メーカー指定品が中心。持ち込み不可が多い
カー用品店(店舗購入)5,000〜25,000円(工賃のみ)メニュー化された作業で見積もりが明確
カー用品店(持ち込み)20,000〜40,000円(工賃のみ)持ち込み対応可。店舗購入より割高
整備工場13,000〜18,000円(持ち込み工賃)持ち込みに柔軟。ディーラーより安い傾向

出典: カーコンビニ倶楽部公式(2026年9月時点)。実際の費用は店舗・車種・機種により異なります。

ディーラーは最も費用が高くなります。純正ドライブレコーダーやメーカー認定品の取り付けが中心で、技術的な安心感はありますが、持ち込み品に対応しないケースが多くあります。

カー用品店はメニュー化された作業によって作業内容と工賃が明確で、初めての方でも安心して依頼できます。大手チェーンはオートバックス・イエローハット・カーコンビニ倶楽部などが代表的です。

整備工場は持ち込みに柔軟に対応するケースが多く、工賃がカー用品店より抑えられる傾向があります。ただし、ドライブレコーダーの取り付けに慣れた工場を選ぶことが重要です。GooPitなどのマッチングサービスを利用して近隣の対応工場を探す方法もあります。

取り付けを断られるケースと事前確認が必要な車種の条件

すべての車にドライブレコーダーを取り付けられるわけではありません。以下のケースでは取り付け作業を断られたり、追加費用が発生したりすることがあります。

作業できないまたは難しいケース:

  • 一部の輸入車(電装系の構造が国産車と異なる場合)
  • アイサイト・プリクラッシュセーフティ等の先進安全装備を搭載する車(フロントカメラエリアへの設置制限)
  • 24V車(トラック・バス等)
  • レクサス等の一部特殊車両

駐車監視機能を使う場合の注意点: 駐車監視機能はエンジン停止中も録画を続けるため、常時電源への接続が必要です。一部の輸入車はエンジン停止から数分後に電源が遮断されるスリープモードになるため、駐車監視が機能しないケースがあります。購入前に対応可否を確認してください。

事前確認の3点:

  1. 対象の車種・年式で取り付け可能か
  2. 取り付けたいドライブレコーダーの型番が対応リストに載っているか
  3. 駐車監視機能を使う場合は常時電源配線が可能な車種かどうか

DIYでの取り付けが向いているのはどんな人か

ドライブレコーダーはDIYでの取り付けも可能ですが、配線方式によって難易度が大きく変わります。

シガーソケット接続(難易度: 初級): 付属のケーブルをシガーソケットに差し込むだけで完了します。工具は不要で、作業に慣れていない方でも対応できます。ただし配線が露出するため見た目は劣ります。「まず試してみたい」「費用を最小限にしたい」という方に向いています。

ヒューズ電源取り出し+配線隠し(難易度: 中級): 検電テスターやヒューズ電源取り出しケーブルなどの専用工具・部品が必要です。内装パネルを外す作業が伴い、作業経験がない方には難しい工程があります。駐車監視機能を使うためには常時電源も取り出す必要があり、さらに難易度が上がります。

前後カメラの場合(難易度: 中〜上級): リアカメラの配線をフロントまで引き回す作業が必要で、作業量・難易度ともに大幅に増します。特にリアゲート(ハッチバック車など)の配線処理は難易度が高く、プロへの依頼を検討する価値があります。

DIYが向いている人:

  • シガーソケット接続で使う予定の方
  • 車の内装着脱経験がある方
  • 工具を揃えて挑戦を楽しめる方

プロへの依頼が向いている人:

  • 前後カメラや駐車監視機能を使う予定の方
  • 配線を完全に隠してきれいに仕上げたい方
  • 輸入車や特殊車両のオーナー

よくある質問

Q1. ドライブレコーダーの取り付け工賃はだいたいいくらですか?

オートバックス公式(2026年9月時点)では、店舗購入時の工賃は一体型(シガーソケット)で3,500円〜、前後2カメラ型で16,500円〜です。持ち込みの場合は一体型(シガーソケット)で5,000〜8,000円、前後2カメラ型で20,000〜30,000円が目安です。

Q2. 持ち込みでも取り付けしてもらえますか?

大手カー用品店(オートバックス・カーコンビニ倶楽部など)や整備工場の多くは持ち込み取り付けに対応しています。ただし、持ち込み工賃は店舗購入時の約1.2〜1.8倍になる傾向があります。また輸入車や一部特殊車両は断られる場合があるため、事前に店舗へ確認することをおすすめします。

Q3. 前後2カメラの取り付けはいくらかかりますか?

オートバックスの場合、店舗購入時は16,500円〜、持ち込みは20,000〜30,000円が公式の目安です。整備工場に持ち込む場合は13,000〜18,000円程度(カーコンビニ倶楽部公式参考)とやや安くなるケースもあります。

Q4. 取り付けにはどのくらい時間がかかりますか?

オートバックス公式によると、一体型(シガーソケット)は約30分、一体型(電源配線)は30分〜1時間、前後2カメラ型は1時間〜1時間半が目安です。繁忙時や車種によってはさらに時間がかかる場合があります。予約を事前に取ることをおすすめします。

Q5. 自分で取り付けできますか?

シガーソケット接続であれば、工具不要で10〜30分で完了できるため、DIY初心者でも対応可能です。ただし電源配線接続や前後カメラは中〜上級の難易度で、専用工具や内装の取り外し作業が必要です。配線を内装に隠したい場合や前後カメラを設置する場合は、プロへの依頼を検討してください。

Q6. 輸入車でも取り付けしてもらえますか?

対応可能なケースとそうでないケースがあります。オートバックスでは一部の輸入車で取り付けができる場合がありますが、電装系の構造の違いから断られることもあります。また、駐車監視機能を使いたい場合は電源の問題から対応が難しいケースもあります。事前に車種・年式を伝えて店舗に確認することをおすすめします。


カーナビの取り付け工賃については「カーナビ 取り付け 費用 工賃 持ち込み」もあわせてご覧ください。

出典

  1. オートバックス公式「ドライブレコーダーは自力で取り付け?それとも依頼?費用相場や所要時間も」 (取得日: 2026-09-15)
  2. カーコンビニ倶楽部公式「ドライブレコーダーの取り付け費用はいくら?自分で取り付ける方法も解説」 (取得日: 2026-09-15)

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