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最終更新: 2026-08-07

車検の法定手数料いくら上がった? 2026年4月値上げ後の早見表と確認方法

2026年4月1日から「道路運送車両法関係手数料令」の改正により、車検の法定手数料(印紙代)が値上がりしました。継続検査(ユーザー車検・持込検査)の印紙代は国庫収入分・NALTEC手数料分ともに引き上げられ、普通自動車では合計2,300円→2,600円(+300円)に改定されています。「いくら上がったのか」「自分の車種はいくら払うのか」をこの記事で確認してください。

まず結論:2026年4月改定後の印紙代(車種別)

2026年4月1日施行済み。現在はこの金額が適用されています。

継続検査(ユーザー車検・持込検査・窓口申請)の印紙代早見表

印紙代は①審査手数料(国庫収入分・国/軽検協)と②検査手数料(NALTEC機構分)の合計です。

車種改定前(〜2026年3月31日)改定後(2026年4月1日〜)差額
普通自動車2,300円(国500+機構1,800)2,600円(国600+機構2,000)+300円
小型自動車(二輪以外)2,200円(国500+機構1,700)2,500円(国600+機構1,900)+300円
軽自動車2,200円(軽検協1,800+機構400)2,500円(軽検協2,100+機構400)+300円
大型特殊自動車1,900円(国500+機構1,400)2,200円(国600+機構1,600)+300円
小型二輪(251cc以上)1,800円(国500+機構1,300)2,100円(国600+機構1,500)+300円

出典: 自動車技術総合機構(NALTEC)「自動車の登録・検査の法定手数料変更について(令和8年4月1日)」、NALTEC「車検にかかる費用」ページ(2026-08-07取得)


印紙代の内訳:何に払うお金か

車検の「印紙代」と呼ばれる法定費用は、じつは2種類の支払いが合算されています。

種類支払先性格購入するもの
①審査手数料(国庫収入分)国の検査事務コスト印紙(自動車検査登録印紙)
②検査手数料(NALTEC分)自動車技術総合機構(NALTEC)NALTEC の検査実施コスト証紙(自動車審査証紙)

窓口に貼る1枚の申請書類に、両方を貼り付けて納付します。合計した金額が一般的に「印紙代」と呼ばれています。

2026年4月改定で上がったのはどちらか

今回の改定では①審査手数料(国/軽検協分)と②検査手数料(NALTEC機構分)の両方が引き上げられました。継続検査(持込検査・窓口申請)の場合、普通自動車では国庫収入分が500円→600円(+100円)、NALTEC機構分が1,800円→2,000円(+200円)と、合わせて300円の値上がりです。

軽自動車は機構分が固定の400円で変わらず、軽検協分が1,800円→2,100円(+300円)となっています。


民間車検場(指定工場)の場合は印紙代が異なる

ディーラーや民間車検場(指定整備工場・認証工場)で車検を受けると、検査の流れが異なるため印紙代の構成も変わります。

受検形態印紙代の構成改定後金額(普通車)
ユーザー車検・持込検査(陸運局)①審査手数料(国庫) + ②NALTEC機構手数料2,600円(国600+機構2,000)
指定整備工場(民間車検場・ディーラー等)①審査手数料(国庫) + ②NALTEC機構手数料(保安基準適合証)2,100円(国1,700+機構400)

指定整備工場(保安基準適合証提出の場合)では、機構への検査申請が簡略化されるため、NALTEC機構分が400円となり、持込検査よりも合計額が低くなります。改定後(窓口申請)の指定整備工場での継続検査は普通・小型(二輪以外)で2,100円(改定前1,800円、+300円)です。詳細は国交省・NALTEC公式ページをご確認ください。


自分の車種の印紙代を確認する方法

方法1:国交省の手数料ページを直接確認する(最も確実)

国土交通省の公式ページ「自動車検査の申請手数料」に、車種・検査区分ごとの最新手数料一覧が掲載されています。

確認の手順:

  1. 上記URLにアクセス
  2. 「継続検査」の表を開く
  3. 自分の車種区分(普通・小型・軽など)の行を確認

方法2:陸運局の窓口・受付票で確認する

ユーザー車検を受ける場合、当日の受付窓口または検査コースで印紙代の金額が掲示されています。不明な点は陸運局窓口に直接問い合わせると確実です。

方法3:車検業者・ディーラーの見積書で確認する

民間車検場・ディーラーに車検を依頼する場合、見積書の内訳に「印紙代」「法定費用」として記載されます。内訳が明示されていない場合は「法定費用の内訳を教えてください」と尋ねれば教えてもらえます。


改定の背景:なぜ値上がりしたのか

今回の改定は「自動車検査及び自動車登録手数料令」(昭和38年政令第125号)の改正によるものです。

値上げの背景には、NALTEC(独立行政法人自動車技術総合機構)の検査・審査業務にかかるコストの見直しがあります。NALTEC は国の委任を受けて自動車の型式指定・車検業務を担う機関であり、その運営コスト増加に対応するかたちで手数料が改定されました。

施行日: 2026年(令和8年)4月1日施行済み


車検のトータル費用への影響

印紙代(法定費用)の値上がりは数百円〜数千円の範囲ですが、車検費用全体の中では法定費用の占める割合は一定あります。車検でかかる費用の主な構成は以下のとおりです。

費用項目性格
自賠責保険料法定(保険料は別途改定サイクルあり)
重量税法定(エコカー減税あり)
印紙代(審査手数料+検査手数料)法定← 今回値上がりした部分
検査・整備費用(工賃・部品代)業者により異なる

「印紙代以外の法定費用」は変更なし(2026年4月時点)。整備費用は引き続き業者間の価格差があるため、見積もり比較が有効です。


新規検査の印紙代

新車登録時に行う「新規検査」でも印紙代が必要です。窓口申請・持込検査の場合、改定後の金額は以下のとおりです。

車種改定前改定後差額
普通自動車(持込検査)2,600円(国500+機構2,100)2,900円(国600+機構2,300)+300円
小型自動車・二輪以外(持込検査)2,500円(国500+機構2,000)2,800円(国600+機構2,200)+300円
軽自動車(持込検査)2,300円(軽検協1,900+機構400)2,800円(軽検協2,400+機構400)+500円
小型二輪(持込検査)2,100円(国500+機構1,600)2,400円(国600+機構1,800)+300円

構造変更検査の手数料区分はNALTEC公式ページ・国交省公式ページをご確認ください。

出典: NALTEC「自動車の登録・検査の法定手数料変更について(令和8年4月1日)」(2026-08-07取得)


よくある質問

Q. 今回の印紙代値上げはいつ施行されましたか? A. 2026年(令和8年)4月1日から施行済みです。4月1日以降に車検を受けた場合は改定後の料金が適用されています。

Q. ディーラーや民間車検場に頼んでも、印紙代は変わりますか? A. 法定費用なので金額自体は同じですが、受検形態(ユーザー車検か指定工場か)によって印紙代の構成(NALTEC手数料の発生有無)が異なります。見積書の内訳を必ず確認してください。

Q. 印紙代以外の法定費用(自賠責・重量税)も今回上がりましたか? A. 今回の4月改定では印紙代(検査手数料)の引き上げが主な内容です。自賠責保険料・自動車重量税の改定は別のサイクルで行われており、2026年4月時点での変更は本稿の対象外です。それぞれ最新情報は国交省・財務省の公式情報をご確認ください。

Q. 車検の印紙代を節約する方法はありますか? A. 印紙代は法定費用のため、金額自体を削ることはできません。車検費用全体で節約するなら、整備費用(工賃・部品代)部分を複数業者で見積もり比較するのが現実的です。ユーザー車検(持込検査)は整備費用を自分で抑えられますが、整備知識が必要です。


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参考(一次情報)